産後のお母さんと赤ちゃんの、知っておくと便利な豆知識

子供が生まれると、それまでの生活がまるで一変してしまうことになります。家族が増えるだけでも大きな変化ですが、まして相手は赤ちゃんです。そこで、ここでは産後の生活について、さまざまな角度から考えてみたいと思います。 - 母乳育児の勝負は最初の3ヶ月!

母乳育児の勝負は最初の3ヶ月!

◆最初は出なくて当たり前!
女性の体は出産をすると母乳を作り出すためのホルモンが分泌されるようになり、その刺激で乳腺が働き出して母乳が分泌され始めます。乳腺で作り出された母乳は、乳管を通って外に出ていくわけですが、最初はこの乳管がまだ細かったり少なかったりで作り出されていたとしてもなかなか外に出ていかないことが多いのです。とくに初めて出産した人は出にくい傾向にあるそうですよ。

そのためまずは赤ちゃんにたくさんおっぱいを吸ってもらい乳管の数を多く、太くしていくことが大事になってきます。さらに赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらう刺激は母乳の量を増やすにも有効ですので、病院でとにかく吸わせなさい、と言われるのはこのためなのです。

乳管や乳腺の働きが安定してくるのは普通は3ヶ月、遅い人は半年ほどほどかかることもありますので最初のうちは出なくて当たり前、といっても過言ではありません。病院でときどきいるような、入院中からあふれんばかりに母乳が出る人はかなりまれな存在だと思っていてくださいね。

◆赤ちゃんが頻繁に泣くのは母乳不足じゃない!
最初は出なくて当たり前、と言われていてもやはり授乳後数十分もたたないうちに泣き出す赤ちゃんを見ていると母乳が足りていないんじゃ、と不安になりますね。不安からついついミルクを足してしまったりすることも多いでしょうが、意外に母乳不足が原因で泣いているのではないのだそうです。

まだ吸う力も弱く、飲み方もヘタな赤ちゃんは一度に大量に母乳を飲むことができません。吸っているうちに疲れて寝てしまうことがほとんどで、そのために泣いてしまうのですが、これは言ってしまえば赤ちゃんにとって母乳を飲むための訓練です。あまり深く考えず欲しがったら与えてあげれば、自然と授乳の間隔もあいてくるはずです。最初の1~2ヶ月の間はほとんど胸をしまうことすらできないほど頻繁に授乳する、という人も珍しくないようですよ。

赤ちゃんが最初はうまく飲むことができないように、お母さんの体も最初から上手に母乳を出すことはできません。早々に諦めてしまう前にまずは3ヶ月、母乳育児を頑張ってみてはいかがですか?