産後のお母さんと赤ちゃんの、知っておくと便利な豆知識

子供が生まれると、それまでの生活がまるで一変してしまうことになります。家族が増えるだけでも大きな変化ですが、まして相手は赤ちゃんです。そこで、ここでは産後の生活について、さまざまな角度から考えてみたいと思います。 - 新生児期にしか見られない特徴アレコレ

新生児期にしか見られない特徴アレコレ

◆今しか見れない原始反射
新生児期の赤ちゃんには外の世界で生き残るために必要な、最低限の反射が備わっています。代表的なのが手の平に触ったものをギュッと握る動作。小さな手でギューッと指を握ってくれる仕草はとてもかわいらしいですね。これも反射のひとつで、無意識に手の平に触れたものを握る、という反射が働いて起こっているのです。

このような原始反射は表れてから消えるまでの期間が決まっていて、医師が成長具合をチェックするための判断材料ともなるとても大事なもの。ほかにはどのようなものがあるのでしょうか。

◆生後6か月までにみられる原始反射
・足踏み反射
新生児期から生後2ヶ月頃までにみられ、赤ちゃんを支えながら立たせようとすると歩くように足を交互に動かす反射です。原始歩行とも呼ばれていますが人間に生まれつき歩く、という動きが備わっていることがわかる反射でもあり、生後2ヶ月までの短い期間にしか見られないためとても貴重な動きと言えるでしょう。もしできるようならば試してみてください。

・モロー反射
新生児期から生後6ヶ月頃までによくある反射で、大きな音や刺激によって驚いたりしたときに起こります。敏感な赤ちゃんはテーブルに物を置いただけの、些細な音でも反応するようです。両手をビクッとのばし、なにかにしがみつくような動作をするのが特徴で、不安や恐怖を抱き着くことで解消しようとする防衛反応のひとつと言われています。

・非対称性緊張性頸反射(ひたいしょうせいきんちょうせいけいはんしゃ)
胎児から生後6か月までによく見られる反射です。赤ちゃんの顔を横に向けると向けた方の手足がのび、反対方向の手足が曲がる動きをするのが特徴でものを見てつかむ、という動作の基礎になっているのだとか。

ほかにも口に触れたものに無条件で吸い付こうとしたり、うつぶせにすると体をギュッと丸めるのも反射による動きと言われています。そういった反射の多くが1歳から3歳ごろまでには消失してしまいますので、赤ちゃんの頃にしか見られない貴重な動きでもあります。ぜひ、見る機会があれば目に焼き付けておくようにしてくださいね。