産後のお母さんと赤ちゃんの、知っておくと便利な豆知識

子供が生まれると、それまでの生活がまるで一変してしまうことになります。家族が増えるだけでも大きな変化ですが、まして相手は赤ちゃんです。そこで、ここでは産後の生活について、さまざまな角度から考えてみたいと思います。 - 知っておくと安心な新生児のアレコレ

知っておくと安心な新生児のアレコレ

◆これは普通?赤ちゃんの変なしぐさいろいろ
新生児と呼ばれる生後1~2ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんは、大人から見るととても不思議な行動をとります。これは原始的な反射であったり、脳が未発達なために起こるもので、ほとんどが心配ありません。

よくあるのが、まるで踏ん張っているかのように顔を真っ赤にさせていきむ動き。新生児の赤ちゃんのほとんどに見られる動きで、痛みを我慢するようなしぐさなので心配になりますが、生後3ヶ月ぐらいから徐々に少なくなっていくようです。

ほかにも授乳中や抱っこ中など、片足を細かく痙攣させるように震えるしぐさもよく見られます。これも赤ちゃん特有の動きのひとつで、クローヌスと呼ばれ生後6ヶ月ぐらいから徐々に減っていきます。片足だけでなく泣いたときに口をわなわな震わせたり、オムツ替えなどで足をもつとカクカクするのもこのためですので、心配ありません。さらに寝入った直後や寝ているときに、いきなり両手をビクッと動かすしぐさも脳が未熟なために起こることですので、今しか見れない不思議な動きとして優しく見守ってあげてくださいね。

◆注意したい赤ちゃんの動き
赤ちゃんに見られる不思議な動きはほとんどが心配ないものですが、なかには大きな病気の兆候である場合もあります。たとえば両腕をあげて、頭を前にガクンとたれる動きを数秒間の間隔で数十回繰り返す動き。これは点頭てんかんという乳幼児特有のてんかん発作のひとつで、ほとんどが生後12か月までに発症します。てんかんの中でもっとも悪質とも言われており、かなりの確率で精神や運動能力の発達に影響を及ぼします。

発作の頻度や強さは赤ちゃんによって様々で、なかにはモロー反射と変わらないほど軽い発作もあります。しかし発症後に無表情になったり周囲に対する反応が薄くなるといった症状も合わせて起こるため、気になる動きをしたあとの赤ちゃんの様子に注意をしておけば、見逃しにくいでしょう。

また、この病気は早期の発見、治療がとても重要になってきますのでもし気になる動きをした場合は、その動きを動画にとるなどして小児科へ受診してみましょう。取り越し苦労なら安心できますし、もし点頭てんかんならばきちんと治療をしなければなりません。心配し過ぎることもあまりよくありませんが、気になったのならできるだけ早めに行動することも大切ですね。

ミルクを吐いた!危険な吐き方はとは?

胃がまだ未発達で、せっかく飲んだ母乳やミルクを吐いてしまうことが多い赤ちゃん。よくある光景ですが、なかには気を付けなければいけない吐き方もあります。

危険な吐き方を見分けるポイントを知って、育児の不安を解消しましょう。

◆よく聞く噴水のような吐き方って?
赤ちゃんの危険な吐き方としてよく聞くのが、噴水のように大量に吐くということ。しかしミルクを飲み過ぎたときなど、ごぷっという音とともに結構な量を吐いたりすることもあり、不安はつねに付きまといますね。

そこで気を付けて見て頂きたいのがおう吐する量と、そのあとの赤ちゃんの状態です。飲んだ分を全て出してしまうほど勢いがよく、なおかつ吐いたあと苦しそうにしている場合。さらにはおう吐に加えて体重が増えない、常に機嫌が悪い、排泄の回数が急激に減ったなどの症状もあわせてある場合は即病院へ受診しましょう。

さらには、吐いたミルクのなかに緑色っぽいものが混じっていた場合も危険なサインですので早急な受診をおすすめします。なにより重要なのが機嫌と体重の増えです。この頃の赤ちゃんは差はあるものの、きちんと母乳やミルクを飲めているのであれば毎日少しずつ体重が増えるのが普通ですので、何日も増えなかったりむしろ減っていたら要注意ですよ。

◆ミルクの吐き戻しを防止するコツは?
この時期の赤ちゃんの吐き戻しはある意味仕方のない部分が多いですが、ちょっとしたコツで数を減らすことができます。代表的なのが授乳後にしっかりゲップを出すようにすることですが、ほかにも授乳後は頭を高い位置にするようにして寝かせるとより吐きにくくなります。

しかし、まだ満腹という感覚にもにぶい赤ちゃんは勢い余ってたくさん飲んでしまうこともあり、無理に吐き戻さないようにするとかえってお腹が苦しくてぐずったりすることもあります。そういうときは適度に吐いて調整している部分もありますので、吐き戻しが多いからとあまり気にする必要はありませんよ。

危険なサインは吐くだけでなく、必ずほかにも症状が現れますので、気になったらぜひ機嫌や排せつの回数などにも気を配ってみてください。